2017年3月7日火曜日

防衛省 市ヶ谷の入門 その2

防衛省市ヶ谷の正門受付で困っている人が多いのでブログに書いてみます。

今回は「目的の部署」が「A棟」の場合の、入門後の行動です。

入門時の基本編は、防衛省 市ヶ谷の入門のやり方 を見てください。

.入門からA棟入口まで


1.受付の方から、3点セットを受け取る            


 (1)QRコードの紙
  次回まで使わないので、しまっておきましょう。
  職場に戻った時、パウチっこされる方もいます。
 (好みですが、光学リーダーで読み取りにくくなることがあります。)

(2)ICタグ付きピンク色の入門証
 受け取ったら、すぐに首へかけましょう。
 出門するまで、常に見やすくしておきます。

(3)入門内容が記載された紙
 失くさないように、必ずどこに入れたかも覚えておきましょう。

2.ICカードリーダーをゲートにかざす


駅の自動改札の要領よりも、少し長めにしっかりかざしましょう。
23秒でゲートが開きます。
まれにICカードの不良で開かないこともあります。
そのときは警備員さんの指示に従い、受付で再発行してもらいます。

3.正面のエスカレーターを上る


まれに整備点検中で止まっていますが、その場合は足で上りましょう。
エスカレーターで上まで来ると、左にA棟・正面にD棟・右にE棟があります。
たまに陸上自衛隊第302保安警務中隊、通称「儀仗隊」が訓練しています。

訓練中は空気を読んで、次の3点を守りましょう。
 ➀邪魔しない
 ②大声を出さない
 ③携帯電話で通話しながら移動しない
最悪、厳重注意・出入り禁止になります。

4.A棟へ行く


A棟へ行くルートは、2つあります。

(1)最短ルート 左回り
エレベータを登ったら、左の丘に沿いながら徒歩で上ります。
国旗等を掲揚する儀仗広場を左手に見ながら、屋根のある通路を通ります。
儀仗広場を歩くなどはもってのほかです。
国旗掲揚・貢納中に行くと、厳重注意・出入り禁止になります。

歩いていくとA棟入口に着きます。
ここは、来賓・防衛大臣・政務次官・統陸海空幕僚長が車で来ることが
普通にあります。
その場合は空気を読んで、邪魔にならないようにしましょう。

(2)迂回ルート 右回り
エレベータを登ったら、D棟の左の坂道を上ります。
坂道のところにA棟入口がありますが、ここは一般人は入れません。

この坂は大変風が強くなる時があります。
よく紙をばらまいて途方に暮れている方を見かけますので、
かばんなどしっかり押さえましょう。
坂道を登りきると、正面に厚生棟が見えます。
道は渡らず、A棟沿いに進むと入口に着きます。

. A棟入口での受付


1.荷物検査・身体検査を受ける


A棟入口に着くと、空港のような検査があります。
(1)X線による荷物検査
(2)金属探知機による身体検査
(3)かばんなどを開けて目視による検査(特別警戒中のみ)

時計やスマホなどポケットに入っているものは、小物入れにまとめましょう。
コートを着る季節であれば、あらかじめ脱いでおきましょう。
ベルトや靴のバックルなどでも反応することがありますので、
警備員さんの指示に従って行動しましょう。

防衛産業の方ですと時計はアルミで、金属の少ない靴とベルトをしてい
サッと通る方が多いです。
プロですね。

2.受付をする


A棟の中に入ると再び、受付の方がいます。

(1)ICタグ付きカードを、「入り」にかざす
(2)入門内容が記載された紙を、受付の方に渡す

ここで階数が不案内の方は必ず聞きましょう。
東の9Fとか西の5Fと、案内されます。
エレベータが違うので、初めての方は聞くと良いと思います。

待ち合わせの時間まで余裕があるとき、
A1Fにロビーがありますからそこで座って待ちましょう。
各幕広報部が作成している案内映像を見ることもできます。

 今回はここまでにします。

【市ヶ谷の入門 その2まとめ】

・3点セットを失くさない。
 (1)QRコードの紙
 (2)ICタグ付きピンク色の入門証
 (3)入門内容が記載された紙

空気を読む
 訓練中・国旗掲揚中は特に、空気を読んで行動する