2019年5月8日水曜日

空母とは?

こんにちは。
長い連休が明けました。
皆さまどのような連休を過ごされましたでしょうか?

私は連休初日に海上自衛隊OBの方々と
BBQをしました!

さて、本日は前回の記事の続きで
「空母」について考えていきます。

日本ではなぜ空母を持たないのか?
その理由を考え、現在の我が国の防衛事情について
考えを巡らせたいと思います。

●空母とは?
 そもそも「空母」とはどのようなものを指すのでしょうか?
 空母とは、
 主兵装として航空機を搭載し、それらの運用に必要な
 格納庫と飛行甲板を擁する軍艦のことです。

 また、空母上で運用するために作られた航空機を艦載機と呼び、
 艦載機は任務内容により戦闘機、攻撃機、偵察機
 などに分けられます。
 
 空母自体は、甲板の殆どが滑走路であるため火器の搭載が難しく、
 必然的に防御力に劣ることが多くなります。
 そのため、搭載された航空機が空母における最大の武器となります。
 

●空母を持つことの意味は?
 ではなぜ、様々な国がわざわざお金の掛かる空母を保有し
 運用するのでしょうか?

 戦争状態でもない国々がなぜ空母を持ちたがるかといえば、
 他国、特に近隣諸国への自国の軍事的プレゼンテーション
 のためです。
 
 これは歴史上昔からですが、大体どこの国も「お隣の国」とは
 喧嘩したり諍い(戦争含)があったり、領土争いを
 したりしていますよね。
 
 分かり易く言うと、どこの国も積極的に戦争がしたい!と
 思っている訳ではなく、できることならば争いが起こらない
 のが一番だと思っています。(人間関係でも同じですよね)
 
 でも、やっぱりお隣の国なんかは距離が近いが故に、
 色んな摩擦が起こりやすい。

 そこで空母(だけではないですが)を持ってるよ、
 ということを周りにアピールすることで、
 「あの国空母持ってるから争ったら大変なことになるな」と思わせる、
 ことができる訳です。
 それに、空母を持てる=経済力があること、
 即ち戦争継続能力も高いことを表すことにもなります。

 空母は「軍事力のシンボル」といえるかもしれません。

 因みに日本は空母は保有しておらず、
「DDHヘリコプター搭載型護衛艦」を保有しています。
 空母とは似て非なるものですね。


次回は、日本での空母に関する歴史に触れてみたいと思います。
それでは、本日も良い一日をお過ごしください!

 









(画像は海上自衛隊ホームページより)